みなさんこんにちは、ITAです。

日本からの直行便も飛んでいる自然豊かなオーストラリア、日本人観光客にとって大変人気な渡航先です。

そこで考えなくてはならないのが宿泊先です。オーストラリアには多くの外資系のホテルグループが進出しています。

その中で、私が特にオススメしたいのがオーストラリア発のホテルグループ『マントラホテル』です。

マントラホテルグループとは

オーストラリアのゴールドコースト、特にサーファズパラダイスは世界有数のリゾート観光地だけあり数多くのホテルが集中している。

数あるホテルブランドの中でも、Mantraという標識を街中でよく見かけることが多い。

マントラホテルグループ＆リゾーツはサーファーズパラダイスだけで8つ、ゴールドコースト全体では22のホテルを運営している。

出典：Mantra Hotel Group 

マントラホテルグループ＆リゾーツは元々は不動産ビジネスから始まり、オーストラリア資本のホテルブランドとして成長してきた。

会社はゴールドコーストで誕生し、そして本社もある。不動産業で培ったノウハウを生かし、経営不振に陥ったホテルを買収し、経営を引き継ぐ戦略を得意とする。

最近で言えばサーファーズパラダイスにあるOutrigger Surfers Paradiseをマントラホテルグループが2015年に買取り現在Mantra on View Hotelとして運営している。

マントラホテル＆リゾーツは３つのブランド、Peppers 、Mantra、BreakFree で 構成されており、オーストラリア国内、海外合わせると125以上のホテルを展開している。

別の記事でホテル予約についても書いているのでぜひ読んでみて下さいね。

【ホテル予約】オンラインホテル予約かホテル公式、お得なのは？

マントラの３つのホテルブランド

Peppers (ペッパーズ)

Mantra (マントラ)

BreakFree (ブレークフリー)

国際展開と今後

現在、マントラホテルグループ＆リゾーツはオーストラリア国内以外に、ニュージーランド、インドネシア、ハワイでホテルを展開している。

これからの、グローバル戦略に関してマントラホテルグループ最高経営責任者ボブ・イーストは「今後ハワイ、またアメリカ本土でのホテル進出を積極的に進めていく」としている。

また、コモンウェルスゲームズ（イギリス連邦に属する国や地域が参加して4年ごとに開催される総合競技大会）が2018年の4月にゴールドコーストで開催予定であることから、国内、また海外からの集客が見込まれ、それに伴い競技場近辺のマントラホテルでは、室稼働率の増加が予想される。

新たな取り組み

2017年から新たな試みとしてMantra + royalty program というメンバーシップ制度が始まり、会員特典として、レイトチェックアウト、無料Wi-Fi、ホテル内レストランでの飲食の割引等のサービスが受けられることになる。

アコーホテルグループがマントラホテルグループ買収

2018年のオーストラリアホテル業界で大きなニュースがありました。

オーストラリアのホテルグループとして大手のマントラホテルグループがフランス資本、世界最大大手ホテルグループ、アコーホテルグループに買収されました。

アコーホテルは世界100ヵ国以上の国々にホテルブランドを展開する世界最大のホテルチェーンで、誰もが一度は聞いたことがあるであろうホテルブランド、ソフィテルホテルやラッフルズホテルなど現在世界で33のブランドを所有、運営しています。

日本ではアコーホテルブランドの３星~５星のホテルブランドを運営しています。

マントラホテルグループが買収されたことによって、マントラホテルメンバーシップ保有者は以後すべてのアコーホテルグループ系列のホテルで特典が受けられます。

マントラホテルグループはオーストラリアでは珍しく、オーストラリア資本の人気のホテルグループだったため外資ホテル企業に買収されて残念ではあります。

まとめ