こんにちはITAです。
2023年は円安の進行や賃金がなかなか上がらない日本に見切りをつけて海外で働く事(出稼ぎ)を希望する若者が増え始めた年でした。
そのような社会情勢の中で海外で働く前に手に職を付けようと、日本の伝統料理、寿司を学ぶ日本人が増えています。
世界で働ける、寿司のスキルを学ぶ
2013年、日本食がユネスコ無形文化遺産に登録されて、今「日本食」が世界から一気に注目されています。
農林水産省の2017年の調査結果によると、海外の日本食レストランは2017年10月時点で11万7568店で、調査開始時の2006年と比べると11年で約5倍に増えています。
中でも代表的な日本食の一つである「寿司」は国内のみならず、海外でも大変人気がある食べ物です。
海外例えばアメリカでは、アボガドやカニカマなどを使用したカリフォルニアロールやマンゴーを使ったトロピカルロールなど日本の寿司が独自に進化し現地に定着しています。
本場の江戸前寿司が学べる学校
ここからは、自分が卒業した学校の紹介になるのですが、新宿に東京寿司アカデミーという寿司を専門に学べる学校があります。
自分は2ヶ月間の短期コースを受講したのですが、学校入学時には、初心者用に白衣、エプロン、包丁セットなど良心的な料金で学校でまとめて購入できのが助かりました。
僕が取ったコースでは、フリーター、会社員、リタイアされた方など幅広い層の学生がコースを受講されていました。
東京寿司アカデミーには、日本人のみならず、海外からも多くの学生、また、すでに現場で働いているプロのシェフも入学します。
外国人クラスでは、通訳が付き講師の教えを英語で説明してくれるので、言葉の問題はありません。
学校では、基本的なアジのさばき方から寿司の握り方まで幅広く学ぶことができ、築地(豊洲)へフィールドトリップへ行くなどアクテビティも充実しています。
東京寿司アカデミーのコースは4種類(自分が在籍時)
- インターンシップコース8ヵ月
- 集中特訓コース 2か月
- 週末特訓コース 週末
- 外国人コース 4~6 weeks course
どの授業も受講生のニーズに合わせて作られているため自分に合ったコースが必ず見つかります。
アジの捌きや握り検定などをクリアーすると修了証が授与されるので、ビザの申請や海外就職の際に大変役立ちます。
日本では寿司のニーズはよこばいだが、海外では日本食レストランの数が増加傾向にあり、それに伴い寿司職人の需要も高く挑戦する価値はあるのではないでしょうか。
また、日本食を知識や技術を学んでおくと、日本で外国人に料理を教える機会等に役立ちます。
まとめ
- 寿司は海外で人気が高い食べ物なので、寿司の技術を持った職人は海外では引く手数多になるでしょう。
- 海外では餃子Barや焼き鳥が流行っているので、今後他の日本食にも目を向けることが必要かもしれない。