みなさん、こんにちはITAです!
昔『釣りバカ日誌』というドラマが流行りましたが、最近そのドラマを再び見る機会があり、改めて釣りって面白いなと感じています!
![ITA](https://i0.wp.com/boundfour.com/wp-content/uploads/2020/06/WPsCckn5ZfE8QAq1592977969_1592978025.png?resize=96%2C96&ssl=1)
この日本の立地を生かして、日本の観光を活性化させる事ができるのではないでしょうか。
そこで今回の記事では日本での、フィッシング・ツーリズムの可能性について書いています。
島国日本の釣り文化
四方八方海に囲まれた海洋国家の日本、海がない内陸部でも湖や川が流れており、釣りは全国どこでもできます。
また、日本では生活のための漁だけでなく、趣味としての釣りも長い歴史があり様々な技術が発展しました。
釣具屋に行けば様々な仕掛けや、竿、リールなど店内には所狭しと釣り関連商品が陳列されています。
外国にいる友だちには「日本のルアーは種類が豊富で品質もいい」から買ってきてほしいなどとお願いされることさえあります。
しかし、日本の水産業は様々な問題を抱えています。
日本では、魚介類の一人あたりの消費量が2001年のピーク時は40.2kg(年間)あったのが2016年には24kgまで減少しており、今後も更に消費量の減少が予想されます。
出典:水産庁
日本国内の魚介類の消費量の減少や漁師の高齢化など、農業と同じく漁業でも多くの問題に直面している。
日本の漁師の数が減少
今、日本では少子高齢化で漁師の後継者不足の問題が深刻です。
釣り船の維持費やガソリン代も漁師の悩みの種で廃業に追い込まれる漁師も多いです。
農林水産庁の調査結果によりと、2016年11月の時点で、全国の漁業者数は約16万人で前年同時点と比べて4%減。さらに、漁師の数は10年前と比べると25%少なく減少が止まりません。
最近は、ライフスタイルの変化で若者でも都会での生活より、自然が豊富な田舎で暮らしたいという人も増えていることから、今後漁師の数が多少増える可能性もあります。
しかし、現在漁業を支えているのは年配の漁師と、海外から集められた研修生などです。
日本のフィッシング・ツーリズムの可能性
日本には美しい海や河川、豊富な海洋資源、釣り文化が根付く釣り大国です。
このような好条件を観光につなげることにより、漁業問題を解決できないでしょうか。
海外では、釣りを観光にリンクさせることにより、地域の活性化に成功した例もあります。
フライフィッシングの発祥の地スコットランドではフィッシング・ツーリズムを世界に発信し多くの富豪層を呼び込み、地域活性化に繋げています。(世界一訪れたい日本のつくりかた 著者デービット・アトキンソン)
外国人客のためのフィッシング環境を整備しツアーの企画、運営などすることで、地域の活性化や収益化に繋げられないでしょうか。
このように考えると、実際に船を所有したり漁業組合に入らなくても、観光業に繋げることにより漁業問題に関わることができますね。
![](https://i0.wp.com/boundfour.com/wp-content/themes/the-thor/img/dummy.gif?resize=1024%2C768&ssl=1)
気軽に始められる手漕ぎボート釣り
子供から大人まで気軽に楽しめる釣りといえば手漕ぎボート釣り。
週末には、親子2人でボートから釣りを楽しむ姿が見られます。
手漕ぎボート釣りの最大の魅力はリーズナブルな料金です。
例えば、自分が最近利用した手漕ぎ貸しボートは、1日遊べて平日なら1名乗船で3700円、また2名乗船で4200円からボートが借りられます。
お店では餌の販売、釣竿の貸し出し等も行っているので手ぶらで来てもボート釣りが楽しめます。
手漕ぎボートなのであまり遠くへは行けませんが、近場でもキス、アジ、カワハギなどが狙えるのでビギナーから上級者まで十分楽しめます。
手漕ぎボート釣りは、自分が小さい頃に父親とよく行った思い出深い釣り方です。
この様な、子供から大人まで楽しめる日本の伝統的な釣りの楽しみ方をしっかり継承していく事も、フィッシング・ツーリズムの活性化に繋がるのではないでしょうか。
![]() |
釣りセット 初心者 2本の2.1M釣り竿セットフィッシング 海釣りセット コンパクトロッド 入門セット スピニングリール 炭素ロッド 携帯便利 軽量 ルアーセット付き 収納バッグ付き (2本セット) 新品価格 |
まとめ
- 日本は、豊富な海洋資源を有する島国で、釣り文化が根付く釣り大国。
- 漁師の後継者不足の減少など、漁業関連問題を観光とリンクすることにより解決できる可能性がある。
- 外国人客のためのフィッシング環境を整備したりツアーの企画、運営など若者でも興味が持てる仕事をこれから増やすことが重要。