今話題の『eスポーツの世界』プロゲーマー達が熱狂する

 

eスポーツとは

プロゲーマー (Professional gamer) という言葉聞いたことはないでしょうか。

プロゲーマーとは、コンピュータゲームの大会などに出場して賞金や報酬を得て生計を立てている人のことを意味します。

そのプロゲーマー達が参加するのがeスポーツ。

eスポーツとは「エレクトリック・スポーツ」の略で、コンピュータゲームやビデオゲームを使って複数人で対戦する事をスポーツ競技に置き換えて、eスポーツと呼ばれています。

eスポーツでプレーまたは、eスポーツ関連組織に所属している人を「eスポーツプレーヤー」と呼び、多くのスポンサーや応援企業が付くスーパープレーヤーも誕生しています。

Photo by Soumil Kumar from Pexels

 

日本でのeゲーム広がりの遅れ

eスポーツ先進国、アメリカではeスポーツのことを「正式なスポーツ」として認め、Pro Esports player は「プロのアスリート」として解釈されています。

韓国や中国でも、eスポーツ競技が盛んで、市場規模は日本と比べて桁違いに大きいです。

そうした国々では、プロゲーマーはスター扱いされ、時にはサインを求められるほど地位が確立されています。

また国際大会の世界では、2024年のパリ五輪では公式種目として「eスポーツ」の採用も検討中との動きも出ています。

日本ではまだプロゲーマーやeスポーツの認知度や理解が広がっていないのが現実です。

しかし、最近徐々にメディアに取り上げられる事も増え、2018年の新語・流行語大賞の候補に「eスポーツ」がノミネートされるなど注目され始めています。

最近の総務省の調査では、国内の市場規模は3億7千万円以上、プレーヤーと視聴者は計約240万人にのぼります。

出典:朝日新聞 Digital

 

これから日本がeスポーツ普及のためにすべき事

日本は世界的には有名なゲーム企業や人気のゲームソフトを生み出す力はありますが、eスポーツ業界ではまだまだ後進国です。

eスポーツが盛んな国々では、将来性がある人材にはスポンサーや企業が多額の資金を出資して人材育成する仕組みができていますが、日本ではそのような仕組みが確立されていません。

やはり、eスポーツの認知度をもっと広め、社会に浸透させる必要があります。

また、eスポーツの世界規模の大会などを誘致できる施設建設や整備を充実させることにより、日本のインバウンド市場にも良い影響が生まれます。

日本でeスポーツの大会が開催される事により、ゲーム大会参加者や大会の観覧者が日本を訪れる機会も増えます。

国内でゲーム関連の商品の購入が増えたり、日本のサブカルチャーに興味を示す人が増えたりする可能性もあります。

さらに、ゲーム関連の家具、例えば長時間座ってゲームをしても疲れにくい椅子や、ゲーム機の配置がしやすい机などゲーム関連分野の産業でも盛り上がって欲しいですね。

 

まとめ

  • eスポーツはこれからますます人気が出る成長産業。
  • 世界には、eスポーツプレーヤーとして何億円も稼ぐスターも存在する。
  • 日本は、eスポーツ業界では後進国。eスポーツの認知度をもっと広め、社会に浸透させる必要がある。
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