こんにちは、皆さんITAです。
近年、日本を訪れる外国人観光客の数が増え続ける中、日本滞在中に観光者が楽しみにしている事の上位に必ずランクインしているのが『美味しい日本食を食べる事』です。
そこで『今外国人の間で、流行っているHOTな日本食ってなんだか分かりますか?』
ズバリ日本の国民食『ラーメンなんです!』
僕は訪日外国人に向け、ラーメン食べ歩きツアーを企画、ガイド等もしているのですが、海外からの問い合わせも多く関心の高さを感じています。
そこで今回の記事では、外国人の間でのラーメン人気事情をお伝えします。
外国人の間で人気の日本食『ラーメン』
日本食は相変わらず海外で人気があり、最近はお箸を上手に使う外国人も増えました。
数年前のデータですが、現在海外で日本食レストランの数は増え続けています。
農林水産省の調査結果によると、海外の日本食レストランは2017年10月時点で11万7568店で、調査開始時の2006年と比べると11年で約5倍に増えました。
出典:農林水産省
都内では、外国人のお客さんに対応して券売機に英語や多言語の訳を付けるお店や、QRコードで支払いができるお店も増えています。
食べるだけでは飽き足らずラーメンを自分で作りたいと、日本でラーメン学校に入学して学ぶ外国人の姿もしばしばテレビに映し出されています。
海外でも日本でも、外国人に人気なのはやっぱりこってりとした豚骨ラーメンです。
特に欧米人には醤油や塩ベースのスープは口に合わないらしく、あまり需要がないようです。
海外では、日本の餃子も人気でGyoza Barなど都市を中心に数を増やしています。
メディアの影響力
最近は、YoutubeやSNSなどで日本や日本食を紹介する動画も増えています。
日本人がお店の前で行列して食べているラーメンの動画などを見ると、観光に来た外国人も食べたいと思うのは当然の心理ですね。
メディアの影響といえば、2015年、日本のラーメン店「Japanese Soba Noodles 蔦」がミシュラン一つ星を獲得しました。
ミシュランガイドに載っているのはどの店も高級店ばかりというイメージがあり、1000円以下で提供される大衆食のラーメンがミシュランのガイドブックに載るなんて当時大きな衝撃でした。
これはひとえに、少しでも美味しいラーメンを提供したいという職人の頑張りが世界で認識され、評価された証ですね。
日本では、20年程前ではありますが、ガチンコラーメン道というTOKIO司会のテレビ番組が流行りました。
支那そばやの亭主、佐野実がラーメン入門塾生を鍛えあげるという結構激しい内容でした。
あのテレビ番組が終了してからかなりの時間が経ちましたが、ラーメン業界はいまだに活発で進化を続けています。
有名店のラーメンを一度に食べ歩きできる場所
ラーメン好きには聖地とも言える、新横浜ラーメン博物館。実際ボクは、ここラー博で訪日外国人のお客さんに向け、ツアーを企画しガイド等もやり始めています。
館内では常時、9店舗ほどのラーメン屋が出店しており、一度に有名店のラーメンを食したい人にはもってこいの場所になっています。
博物館の場所は新横浜駅から徒歩5分とアクセスしやすい所にあります。館内は昭和なレトロな雰囲気で、外国人を連れて来ればきっと気に入る場所です。
また、海外から逆輸入で出店しているラーメン店もあり、世界のラーメンの傾向など実際に体験でき、日本人が行っても十分に楽しめる場所です。
まとめ
- 外国人の間でラーメンがブームです。今後は餃子、また日本のB級グルメなど人気が出るだろう。
- ラーメン人気はメディアの影響も大きい。今はYoutubeやSNSですぐに情報が得られる時代。
- 新横浜ラーメン博物館は観光先として外国人におすすめ