【日本が舞台の映画】外国人の目線から描かれた海外映画

 

日本が舞台の海外映画

テレビやインターネットが普及している現在、実際現地を訪れなくても、映画やアニメから日本の文化や習慣を学ぶ外国人も多いようです。

日本を舞台、題材にしている映画は多くありますが、実際映画の影響で日本を訪れた外国人も多くいるのではないでしょうか。

映画やアニメには、宣伝効果や影響力を視聴者に与える強い力を持っています。

 

ロスト・イン・トランスレーション (Lost in translation)

この映画は2003年に公開された巨匠フランシス・コッポラの娘で当時新人映画監督のソフィア・コッポラが監督した主に東京を舞台にした映画でした。

ゴーストバスターズで有名なビル・マーレイと、当時ほぼ無名の女優だった、スカーレット・ヨハンソンが主演した作品です。

内容は、それぞれ違う目的で日本に滞在することになった2人が偶然東京で出会い、異国の地で孤独、迷い、悩み、共感などを通してお互い成長していく映画です。

劇中でボブ役のビル・マーレイは当時の人気番組、藤井隆の「Matthew’s Best Hit TV」に出演するなど日本のお笑い文化に触れる場面もあり、彼の戸惑っている姿が印象的で面白いです。

 

ラスト・サムライ (Last Samurai)


Photo by Krys Amon on Unsplash

ラスト・サムライはトム・クルーズ主演で、日本からは渡辺謙や真田広之らが出演しています。内容は、日本がサムライ社会から近代社会に移行する複雑な時代を戦いで表した映画です。

サムライ映画は海外でも人気があり、訪日観光客の中には、日本滞在中サムライの格好をしたり、着物を着て街を歩く体験を希望する旅行者も多いです。

東京にあるサムライミュージアムは外国人観光客に人気です。

館内では入場料を払うと、プロのパフォーマーによる殺陣ショーや、兜や刀などを挿しての記念撮影などを行うことができます。

また、忍者がウェイターに扮しサービス提供する忍者レストランも外国人に人気の場所です。忍者がオーダーを取り、隠し扉で姿を消すような演出もあり、家族連れでも楽しめます。

外国人にとって日本と言えば、サムライや忍者というイメージが強いのも、映画の影響かも知れませんね。

 

次郎は鮨の夢見る (Jiro dreams of Sushi)

この映画は東京、銀座の地下にある「すきやばし次郎」の亭主、小野次郎の寿司人生を追ったドキュメンタリー映画です。

次郎さんの握る寿司は、ミシュランガイドで3つ星の評価を連続で獲得していて、米国元大統領、バラック・オバマも彼の寿司を食べに店を訪れています。

海外からのお客さんも多く訪れる「すきやばし次郎」、予約は常に1年先まで埋まっているそうです。日本の職人の丁寧で、繊細な仕事が海外で評価されている証ですね。

 

まとめ

  • 外国の映画では、日本を題材にした映画も多くある。
  • 映画やアニメを見て日本に興味を持ち、日本を訪れる観光客も増えている。
  • 日本も良質な映画をもっと制作し海外にアピールしたい。
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