【日本製の包丁&調理器具】外国人友達への究極のプレゼント

こんにちは、ITAです。

最近はコロナの影響でおうち時間が増え、家で料理を楽しむ方も増えたのではないでしょうか。

普段の料理作りに欠かせないのは様々なキッチン用品ですね。

僕は、海外のキッチンで働いていた事があるのですが、ほとんどのシェフが日本製の包丁や調理器具を使っていた事に驚きました。

皆、『日本製の物はクオリティーが高い』と口を揃えて言ってくれて、日本人として誇らしい気分でした。

日本は歴史的に刀や刃物の製造が盛んだった事もあり、現在でも有名な場所を挙げれば、岐阜県の関市や新潟県燕・三条、大阪府堺市などで包丁や刃物製品の生産が行われています。

今回の記事では、外国人シェフの間で特に評価が高かった日本製の包丁や調理器具をご紹介します。また訪日外国人の間で人気のキッチン道具街、合羽橋にある包丁、調理器具を扱うお店もご紹介します。

日本製の包丁や調理器具はデザイン性&機能性の面から、世界での人気も高いので外国人の友人への贈り物等のヒントになると嬉しいです。

 

 

海外で特に人気の日本ブランド

僕がよく海外のキッチンで使っている人を見かけたのが、GLOBALとSHUNというメイドインジャパンの包丁です。両包丁ともデザイン性と機能性に優れ、外国人シェフからの評判が大変良かったです。

GLOBAL

吉田金属工業株式会社は海外の一流シェフの間でも愛用されている「GLOBAL」包丁を作っている会社です。オールステンレス包丁のパイオニアとして、そのデザイン性や切れ味を日本のみならず海外から高い評価を得ています。

見た目は非常にシンプルですが、水洗いも楽なオールステンレスで常に清潔な状態を保つ事ができます。GLOBAL包丁は、海外のマーケットを意識した販売戦略に活路を見出し、現在は年間製造数の8割以上が海外への出荷になっています。

 

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SHUN

日本の貝印株式会社と言えばキッチン用品やT字カミソリを生産している企業として有名ですが、包丁シェアでもトップクラスのグローバル企業です。海外で絶大な知名度を誇る包丁「SHUN 旬」は2000年に海外マーケット用に開発され、欧米で販売を開始しました。

開発にあたって重視したのは、刃の材質や卓越した刃付けの技術を包丁製造に生かす事です。また、日本刀の波紋のような美しいダマスカスの模様を刃にほどこす事で、デザイン性を前面に押し出した美しい包丁に仕上がっています。

SHUNの包丁は、人とは違う斬新なデザイン性を好む欧米人に受けが良いのではないでしょうか。

両包丁ともグローバルマーケットでの販売を視野に入れてデザインされた包丁なので、外国人シェフの間で人気になるのも納得ですね。

 

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料理人が勧める包丁とフライパンの記事も書いていますので、よろしければ合わせて読んでみてくださいね。

 

日本有数のキッチン道具街が外国人シェフや観光客に人気

外国人の友人へのプレゼントを探す際に訪れたいのは、ちょうど浅草と上野の中間にある合羽橋キッチン道具街。

合羽橋はキッチン用品のみならず、食品サンプル作り体験や食料品の購入などもでき外国人旅行者の間で人気です。

その中で特に外国人に人気の場所は包丁を扱うお店、人気のお店は店内が外国人で一杯になる事も珍しくないです。

店では主にその店のオリジナル包丁、他に日本の一流メーカー、ミソノ(岐阜県関市)や藤次郎(新潟県燕・三条)が自国で購入するよりも安い値段で購入できる事もあり、外国人観光客が興味津々で品定めしている姿が印象的です。

日本の包丁はとにかく種類が豊富、野菜を切るときには薄刃、魚を捌く時は出刃など調理する食材によって使う包丁を分けているからですね。

訪日外国人にも人気の合羽橋でオススメの包丁店

釜浅商店とにかく外国人観光客に人気がある包丁店。最近店舗を改装、増築し包丁を扱う店舗と鍋などキッチン用品を扱う店舗に分かれました。(お隣同士ですが)店内はおしゃれなセレクトショップのよう、日本人の店員さんの他に他言語が話せる外国人のスタッフも働いています。

自分も外国人の友人にペティナイフを何本かここのお店で買いました。職人さんが無料で名前も入れてくれるので良いプレゼントになりました。

職人さんによって技術のレベルも違うのか、以前自分のために包丁を買って彫ってもらった漢字の名前は非常にレベルが高かったです。また釜浅商店は食の都フランス、パリにもお店を出店している様です。

釜浅商店

 

つば屋は1956年創業の料理包丁の専門店です。 店内には1500本を超える包丁が展示されています。以前この店で店員さんのオススメもありミソノの牛刀を購入しました。

つば屋

大変良い包丁なので、口金のところに名前を彫ってもらったんですが、彫ってもらった字があまり気に入らなく残念な思いをしました。一発勝負なので仕上がりに文句は言えませんが。

つば屋

日本一の道具街、合羽橋でオススメの調理道具店

日本一の道具街、合羽橋には小さなキッチン道具店が集まり調理のプロから一般の方まで多くの方が訪れます。(現在はコロナの影響で訪日外国人観光客の数は減っています)

飯田屋

合羽橋にある数あるお店の中でもおすすめなのが飯田屋。以前カンブリア宮殿でも特集されていましたが、飯田屋は「喜ばせ業」という独自のサービス哲学を持っており、お客さんのニーズに全力で答えてくれます。

狭い店内には、世界中のおろし金を200種類以上や国内外の選び抜かれたフライパンが200種類以上展示されていますので外国人の友人へのプレゼント探しにはもってこいのお店です。

世界中の料理人が集まる料理道具屋【飯田屋】

 

海外のキッチンでは、包丁以外にも意外と日本のキッチン製品が使われていることが多いのですが、その代表格と言っていいのが、野菜をスライスする時に使うスライサー

特にイベントなどで、大量のサラダ等を仕込まなければいけない時に重宝する調理器具になります。海外では、スライサーの事を楽器のマンドリンに形が似ている事から「mandoline」と呼びます。

日本製のスライサーはその名の通り『Japanese mandoline』と呼ばれています。

特に人気の日本製スライサーは、スライサー製造で50年以上の歴史を持つ、株式会社ベンリナーが販売しているベンリナーです。

特徴は、大きさの割に軽量で丈夫なところで、僕も数年使っていますが一度も故障などはありません。

飯田屋で売られているベンリナー

刃の種類を変えることで、サラダ用の野菜の細切りやキャベツの千切りなど素早く簡単に作ることができます。前にいたキッチンでは、何十年も同じベンリナーを使い続けていると聞きました。

一度買うと、一生モノの調理器具になりますね。

メイドインジャパンの器具は丈夫で長持ち、また高いデザイン性などから外国人のシェフからの信頼が非常に厚い事が知られています。

日本の伝統技術が生きる包丁や調理器具は日本の誇り、これからも多くの人に使ってもらいたいですね。また、海外に住む料理好きの友人などにお土産としてプレゼントするのも大変喜ばれると思いますよ。

 

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まとめ

  • 日本の刃物企業も、外国人の顧客のニーズに応え、積極的に海外に販路を開拓している。海外マーケットではGlobalやSHUNなどデザイン性を重視した包丁が売り上げを伸ばしている。
  • 日本の包丁、キッチン器具は外国人シェフの間で『高品質』とういう高評価を受けている。日本の包丁を買い求め、多くのシェフなどが合羽橋を訪れる。
  • 海外では、野菜スライサーなど日本製の調理器具も『耐久性』や『機能性』の面から高い評価を受けている。
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