高級スターバックスがオープン
高級志向のスターバックス、「スターバックスリザーブロースタリー東京」が先月28日に東京、中目黒でオープンしました。スターバックスとしては世界で5番目、日本では初となり、重要な旗艦店として期待されています。
店内は近未来と伝統的な木造建築が融合したユニークなデザインで、中に居るだけでワクワクした気持ちにさせてくれるお店です。
現在日本では低価格のコーヒーが一般的に普及しており、今回のスターバックスリザーブロースタリー東京のオープンは、そんな流れを逆行している動きと言えるでしょう。
しかし、社会は従来の安いものを大量に消費する「消費重視」から値段が高くても思い出などを大事にする「体験重視」に変わってきています。
この店に来店することにより、ただコーヒーを購入するのではなく、コーヒー豆から1杯のコーヒーになるまでの過程を実際体験することができます。
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新スタバ、体験重視の店内、視覚&嗅覚で客を楽しませる
特徴的なのは「キャスク」と呼ばれる巨大な焙煎豆貯蔵タンク、外観には桜並木をイメージした装飾が施され視覚で来店客を楽しませる仕組みもできています。
目を引くのは天井に張り巡らされた透明なチューブ、その中で運ばれているのは焙煎されたコーヒー豆です。
ここのお店で提供されるコーヒーは1000円以上の商品も多く、高級志向でクオリティー重視、一般のスタバの店とは少し違います。
オススメされているのは、ウィスキーの樽の中で熟成させたコーヒー豆から作ったコーヒー、芳醇な香りが楽しめる新たな商品です。
体験型の外食店の広がり
アメリカ発、ピッツァ・クチノバは最近東京と大阪でオープンした手軽な料金でカスタムピザが楽しめるお店です。
自分でカスタマイズして作るあたりはサブウェイのサービスに似ていますね。しかし、現在サブウェイでは赤字が続いています。
原因として考えられるのは、サンドイッチは人々に手軽な値段で食べられる物と思われているわりに、サブウェイのサンドイッチは色々カスタマイズすると意外と高くついてしまう点でしょうか。
ピッツァ・クチノバでは、注文してから焼き上げるなどライブ感の他に、トッピングは24種類ある具材から選び放題、入れ放題とお得感を全面に打ち出して金額に見合う価値 (Value for money) を生み出しています。
まとめ
- 高級志向のスターバックス、「スターバックスリザーブロースタリー東京」が日本でオープンした。
- ライブ感とお得感を重視した新感覚のピザ店も東京と大阪でオープン。
- スターバックスやピッツァ・クチノバに限らずこのような体験型のお店がもっとできれば、新たな観光名所の1つとして観光客に人気が出ることは間違いない。