こんにちは、ITAです。
現在コロナ禍で何かと取り上げられている飲食、外食業界。最近は顧客のニーズに合わせて、他種、多様化してきています。
例えば先日、東京にオープンした『スターバックスリザーブロースタリー』は従来のドリンクの提供に止まらず、お客さんとの触れ合いや体験を重視した新形態のスターバックスです。
気軽に海外旅行などには行けない今の時期、日本に進出している外資系の飲食店で食事を楽しんでみてはいかがでしょうか。
今回の記事では、今話題、海外発の外食チェーン、また海外の外食チェーンが日本進出を積極的に進める背景を中心に書いています。
食の黒船船団次々に上陸!海外発の飲食店&ファーストフードチェーンが続々日本進出
先日、高級志向で体験に重点をおいた新しいスターバックス、「スターバックスリザーブロースタリー」が東京にオープンし、メディアで大変話題になりました。
常に新しいものを追い求めるミレニアム世代や訪日外国人をターゲットに、外食産業にも新しい変化や味、斬新なアイデアを持った海外からのお店が続々と日本に出店しています。
日本には『早い・安い・美味い』を売りにしている牛丼チェーンや、立ち食いそば、ハンバーガーチェーンなどは昔から存在していましたが、外国にはまだ日本人が食べた事がない様々なファストフードが存在しています。
特にアメリカやオーストラリアは日本と違い移民が多く住む多民族国家、色々な文化や宗教に影響を受けた多種多様でユニークな飲食店がたくさん存在します。
今後海外発の飲食店の日本進出が増えることで、世界の様々な料理が楽しめる機会が増えていくことでしょう。
またウーバーイーツなど携帯アプリ1つでいつでも、どんなお店からでもオーダーが可能な時代、海外から新しく進出しているお店の料理にチャレンジがてら挑戦してみるのも面白いかもしれませんね!
今話題のウーバーイーツの事も別の記事に書いていますので、よかったら読んでみたください。
『飲食の新形態、ウーバーイーツ』の事を実体験をもとに書いてみた
一体なぜ?海外発のファーストフード店が日本進出に積極的なわけ
パンダエクスプレス日本以外にも、アメリカと関係が深い中南米をはじめ、韓国や中東などにも積極的に進出しビジネスの拡大を図っています。
特に日本は今後、少子高齢化でファーストフード消費の主なターゲットである若者層がどんどん減っていきます。
そんな中、パンダエクスプレスをはじめ、オーストラリアで人気のメキシカン・ファーストフード店、グズマンイーゴメズなど外資系ファーストフード店が日本へ出店する背景には、今後急激に増えるであろう、訪日観光客の需要も見越してのことではないでしょうか。
有名なファーストフードチェーンは既に、日本の他にも海外に出店していることが多く、日本を訪れた外国人にとって認知度が高いので、より安心してお店を利用してもらうことができます。
日本側のメリットとしては、海外からの飲食店が日本に進出する事により日本の飲食業界がさらに活性化し、新たな食のアイデアが出てくる事もあるかもしれません。
また、コロナ禍で海外旅行が制限される中で、現地に行かずに外国の料理を楽しむ事ができるのは消費者側にとってのメリットですね。
飲食業界の競争が激化する中、日本発、海外発の飲食チェーンに関わらず時代のトレンドをうまく捉え、いかに顧客のニーズに柔軟に対応してビジネス展開していけるかが成功の鍵になります。
アメリカで一番有名なチャイニーズファストフードチェーン『パンダエクスプレス』
パンダエクスプレス (Panda Express)はアメリカを中心に約2,000店舗をチェーン展開する、アメリカン・チャイニーズ・レストラン店です。
自分もアメリカで学生だった頃、何度もパンダエクスプレスに食べに通いました。特にアメリカのパンダエキスプレスはアメリカンサイズで大盛りなので、食べ切れない時はテイクアウトして翌日の朝ご飯として食べていました。
また料理とは別に、お店では店員がフォーチュンクッキー(中におみくじが入っている中国のクッキー)をくれます。友達と食べに行った際には、どんな運勢がクッキーの中に入っているか盛り上がりました!
パンダエキスプレスは現在東京を中心に3店舗オープンしています。
日本でもアメリカと同じで、自分が食べたい料理を店員に頼んでプレートに盛ってもらう、アメリカのカフェテリアスタイルです。
料理を店内で食べる人もいれば、四角いテイクアウト用の箱に盛り付けてもらい、お持ち帰りする人も多いです。
盛られる料理の量も多いですし、価格もリーズナブルなので、アメリカでは主に低所得者層から支持が厚いカジュアルファーストフード店という位置づけです。
一昔前までは、中華料理に一般的に使われてきたMSG(体に害がある化学調味料)、今では消費者の食の安全意識も高まりや、健康志向ブームなどで料理への使用は減っているようです。
パンダエクスプレスでも、MSGは一切使用せず、料理に色とりどりの野菜多く取り入れ、健康に配慮した料理の提供に力を入れています。
お店の看板商品はオレンジチキン、砂糖などの調味料の甘みとオレンジ果汁の酸味がマッチングして、お客さんから不動の大人気を誇っています。
日本には餃子の王将や日高屋などチェーンの大衆食堂が多くある中で、アメリカン中華料理チェーンははたしてこれから生き残っていけるのでしょうか。
オーストラリア発、オージーの間で大人気の本格メキシカン・ファストフードチェーン
Guzman Y Gomez (グズマン・イ・ゴメズ)はオーストラリア発、世界で店舗を拡大しているメキシカンファーストフードチェーンです。
自分もオーストラリアに滞在していた時にGuzman Y Gomez でブリトーをよく食べに行っていました。
特にオーストラリアはアメリカと違いメキシコ人の移民が少ないため、スパイシーなメキシコ料理が好きな私には大切なお店となりました。(特に以前住んでいたアメリカ、カリフォルニアにはメキシコ料理店は至る所にあったのでお店探しに困ることはありませんでした。)
メキシカン料理の定番、ブリトーやタコスが人気で、メニューに使われる肉は店内でグリル調理するため、食べると香ばしさが伝わってきます。
ソースも普通~激辛など三種類から選ぶことができる他、ハラペーニョや刻みタマネギなどのトッピングが各自自由にできます。
グズマン・イ・ゴメスは現在日本では渋谷や東京ディズニーランド近くのショッピングモール、イクスピアリにも出店していますので、ぜひ近くに寄った際は立ち寄ってみて下さい!
記事のまとめ
- 海外発の飲食、ファストフード店が日本進出の勢いを加速している。
- パンダエクスプレスはアメリカで一番有名なアメリカン・チャイニーズレストランで日本にも進出している。
- Guzman Y Gomez (グズマン・イ・ゴメズ)はオーストラリア発のメキシカンファーストフード店で日本を含む世界中でチェーン展開している。
- 少子高齢化社会の中で、これから日本の外食産業の消費を支えるのは訪日外国人。