こんにちは、ITAです。
ウイルス感染拡大の影響もありますが、現在フードデリバリーの需要が急速に拡大しています。
街中では、フードデリバリーの自転車やバイクを見ない日は無いですね。
そこで今回の記事では、『実際ウーバーイーツのデリバリー員として働いてみて感じたカスタマー、店側 、デリバリー員のメリット&デメリット』をお伝えします。
ウーバーの登場
シェアリングエコノミーの革命児、ウーバーの登場は人々の生活を大きく変えました。
ウーバーの利用客は、配車アプリを通してタクシーよりも安い値段でいつでも、簡単に移動する手段を得ました。
自家用車の保有者は、特別な資格なしに、いつでも好きな時間を利用して収入を得ることができるようになりました。
ただし、今のところ日本ではタクシー会社との対立もありウーバーの運用は国によって禁止されています。 (タクシー配車でのみ利用可能)。したがって、現在日本ではウーバーイーツだけの運用になっています。
ウーバーイーツとは
ウーバーイーツとはウーバー(配車アプリ・サービス)が提供しているフード・デリバリー・サービスです。日本でも都内を中心にサービス提供が始まり、利用が広がっています。
ウーバーイーツとは、お客さん (アプリを通して料理を注文) 、レストランやファーストフード店 (料理の注文を受けて提供)、 そして宅配ドライバー (完成した料理をお客さんに届ける)の3者を繋ぐアプリです。
お客さんはウーバーイーツのアプリからレストランやファーストフード店のメニューを選択、その情報が店側とデリバリー員両方に伝達され、注文された料理がデリバリー員によりお客さんに届けられることによりビジネスが成立します。
このウーバーイーツのフードデリバリー・サービスが今世界ですごいスピードで浸透してきています。
実際デリバリー員として働いてみて
3者のメリット (カスタマー、店側 、デリバリー員)
カスタマー
- 自宅にいながら、アプリひとつで好きなレストランの料理を注文できる
- 家での食事で家族との会話が増える
- レストランなど人の多いところに行かないことでのウイルス感染等の予防
- また、高齢化が進んでいく日本、地方の過疎化した地域へのフード宅配サービスの必要性
店側
- ウーバーとの契約料を差し引いても、注文(利益)が増える
- 人々に自分の店を知ってもらう機会が増え、宣伝効果になる
デリバリー員
- 宅配した分だけ収入が増える
- 始める時の審査は特に厳しくなく、簡単に仕事ができる
- 好きな時に好きなだけ働けるため使い勝手がよいですね
ウーバーイーツのアプリには評価システムやコメントを残す機能が付いているため、お客さん(サービス利用者)、お店側、デリバリー員とお互いしっかりとした対応が求められます。
3者のデメリット
カスタマー
- レストランの混み具合や、交通状況などで料理の受け取りが遅れる場合がある
- 海外では頻繁にあるようだが、宅配途中の料理を宅配員がつまみ食いしてしまう、宅配物の不法投棄など
- 距離に応じて宅配料を払う必要がある
店側
- ウーバーイーツを導入で、更に忙しくなり店内のサービスの低下(逆にお客さんがあまり来ないレストランにはメリット)
- 雰囲気の良いレストランだと、宅配員が料理のピックアップのために店内に入ると雰囲気が壊れる
- ウーバーイーツに取られるコミッション料が高い
デリバリー員
- 賃金が安い、ウーバイーツでは、走った距離を換算され給与に反映させるのですが、大体1回走るごとに6ドル~10ドル程度です。(海外で車によるデリバリーの場合)
- ガソリン代や携帯の充電でお金がかかる
- バイクや自転車事故の危険性
しかしながら、社会が更にデジタル化、AI化されていく中で、最新のテクノロジーを駆使したデリバリーサービスを体験してみるのもいいのかも知れません。
まとめ
- シェアリングエコノミーの革命児、ウーバーの登場は人々の生活を大きく変えた。
- ウーバーイーツは日本でも、都内を中心にサービス提供が始まり利用が広がっている。
- これからますます高齢化が進んでいく日本、ウーバーイーツのようなフード宅配サービスの需要は確実に増えてくる。