【ミレニアルズ世代】彼らが望む新しい住み方とは何か?

ミレニアルズの生活スタイル

ミレニアル世代とは1989~1995年の間に生まれた若者世代を指した社会用語です。

この世代は、携帯やタブレット型のタッチパネル機器を器用に使いこなし、SNS等で情報交換や、やり取りを好むIT世代です。

また現代の経済状況も関連してか、モノにあまりお金を使わない、高価なものに執着しない世代と言われています。

最近は、ミニマリスト (余計な物は買ったりせず、今ある必要最小限の持ち物で暮らす人々) という言葉も、よく聞かれるようになりました。

自分にとって本当に必要なモノだけを持って暮らすことで、本当の幸せを手に入れる事ができるというのがミニマリストの考え方です。

したがって、最近の若者は、車やブランド物の購入は減り、節約したお金を老後の貯金や生活費に回す人が増えています。

 

ミレニアル世代をターゲットにした宿泊サービス

4年~5年前はTV番組の影響もあり、若者同士で共同生活しながら暮らすシェアハウスが流行りました。

しかし現在、短期滞在で地方の滞在先を転々とする住み方や、HafH (宿泊場所だけでなく託児所やコワーキングスペースを含んだ宿泊施設)が提供している色々な宿泊先を定額で止まり歩けるプランなど様々な住み方が増えています。

現在、特に若者の住み方や暮らし方のニーズも多様化してきており、その要素をうまく取り入れたサービス提供が求められます。

 

外国資本の新たなサービス

また、最近日本進出で注目を集めているのが、インド資本のホテル会社、OYO Life (オヨ・ライフ)。

OYOは、常に時代の先を読み、将来性のある事業に投資をしてきたソフトバンクからの資金調達に成功し合弁でホテル会社を設立しました。

日本では、まさにミレニアル世代をターゲットにビジネス展開を狙っています。

OYOの特徴としては、部屋にある全ての家具、インターネット、水道光熱などすべて月々の家賃に含まれた価格で利用者に提供します。

日本従来の敷金・礼金システムを排除、また、定期的なハウスキーピングサービスの提供など、まさにホテルの一室を借りているような住み方を提案しています。

部屋の契約から、実際に契約した部屋に住むまで携帯の画面を数回操作するだけで完了することができる手軽も売りにしています。

 

まとめ

  • 若者世代(ミレニアルズ)はモノにお金を消費しない、余分なモノを持たないミニマリスト世代。
  • 一つの場所に定住しない移動型の生活スタイルを楽しむ人も増えてきている。
  • OYO Lifeはそんな若者世代をターゲットにした新しい宿泊ビジネスを日本で開始した。
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