『バーやパブ需要拡大』訪日外国人がアルコール消費を後押しする

  • 2020年3月10日
  • 2022年12月8日
  • フード
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気軽の飲めるバー、パブが人気!

日本では、サラリーマンや若者が気軽にお酒を飲める場所として居酒屋や焼き鳥屋などが定着していますが、欧米ではパブやバーが歴史的、文化的に深く浸透しています。

イギリスやオーストラリアなどのパブやバーでは、蛇口から直接注がれるクラフトビールやタップビールを飲む事が一般的になっており、フィッシュ&チップスやウェッジポテトなど揚げ物料理もビールと一緒によく注文される料理となっています。

 

そんな欧米の文化とされていたバー文化が最近日本でも若者の間で人気の兆しが出てきています。

その主な要因としては日本の居酒屋とは違い御通しなど日本独特なルールが無い、タップビールが一杯から注文出来る気軽さや、本格的なヨーロッパ風のオシャレな内装が受けているという事です。

 

ビール消費を支えるヨーロッパからの訪日外国人

去年、日本で開催された世界ラグビーワールドカップ、日本チームの予想外の躍進も後押しし、日本国内で大変盛り上がりました。

大会期間中にはラグビーの試合を日本で観戦、また自国のチームを声援するため多くの外国人旅行者が日本を訪れました。

欧米ではスポーツ観戦の際、パブやスポーツバーなどでビールを飲みながら試合を観戦する文化があり、今大会期間中も、会場近くのバーやパブには試合前、試合後と多くの外国人ラグビーファンが訪れ店内が盛況で盛り上がっていました。

 

ラグビーはヨーロッパ発祥のスポーツ、大会ではイギリス圏、オーストラリアと一人当たりの国民ビール消費量が多い国々が多く参加していた事も今回日本でのビールの大量消費を後押しした要因でした。

中でもワールドラグビー公式ビールとなっていたハイネケンはバーやパブ、また試合会場などで通常の三倍以上の売り上げを記録しました。

 

HUBハブ / 82 ALE HOUSE 英国風パブチェーン

HUBと82 ALE HOUSEは首都圏ターミナル駅や繁華街でよく見かける全国で100店舗を超える英国風パブチェーン。店内で気軽に本格的なイギリス風のバーの雰囲気が味わえると若者の間で人気です。

 

 

 
 
 
 
 
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本格的なイギリスパブらしく、注文と会計はカウンター越しのレジで済ませ、スタッフがグラスに直接ビールを注いでくれるパブシステムになっています。また店内で食べられる軽食も充実しています。

普段は夜の9時ぐらいから深夜までサラリーマンや若者で賑わうHUB 、ラグビーW杯期間中はラグビー応援で日本を訪れた外国人で大盛況でした。

 

今後の展望

今年大流行している新型コロナウイルス。その影響で不運にもバーやパブで人気のあるメキシコ産、コロナビールがアメリカで売り上げを落としているという残念なニュースが入ってきています。

現在、日本でも人の出入りが多い場所に出向く事を避けている人が多い中、多くの飲食店で売り上げの減少が問題となっています。

今後オリンピック開催を控えている日本、コロナウイルス問題がいち早く収束し、バーやパブにもお客さんが戻ってくる事を願うばかりです。

 

まとめ

  • ラグビーワールドカップなど国際的なイベントが日本で開催されることで、外国人のバーやパブ需要が増える。
  • 日本発の英国パブチェーンで駅近な立地に多く出店している。
  • コロナ問題により、飲食店では休業や営業時間短縮などで運営が苦しい状態にある。
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