こんにちは、ITAです。
最近テレビなどで、海外で再び日本食ブーム起きている、なんてよく放送してますよね。
日本食の代表格だった寿司以外にも、色々な料理が海外で流行っているようです。
そこで、
『実際海外のジャパニーズレストランってどうなの?』
何て思った事はありませんか?
僕は、海外移住の経験が長いのですが、数年前と比べると海外のジャパニーズレストランのクオリティーはだいぶ上がってきていると感じています。日本人経営のお店も増えましたしね。
また近年、美味しい日本食を食べる目的で日本を訪れる外国人観光客の数も増加しています。
そこで今回の記事では、海外での日本食事情や、訪日外国人の間での日本食人気などをご紹介します!
海外での日本食人気の高まり
日本食がユネスコ無形文化遺産に登録されてから早や5年、日本食の人気は世界中で高まり続けています。
和食は、朝食の温かいご飯に納豆、漬物、味噌汁などシンプルな定番の物から、寿司、天ぷら、蕎麦など煮る、焼く、蒸す、揚げるなどの調理方法使った食材の新鮮味、旨味を生かした料理です。
また、ラーメンや餃子など古くは中国から伝わった料理を独自にアレンジ、改良し日本人に愛される味を追求したことにより、今では国民食として社会に浸透しています。
日本は世界でも一位、二位を争う長寿国。日本の食生活にも注目が集まっており、日本人が日常的に使っている豆腐やこんにゃくが栄養価が高く、カロリーが少ないなどの理由で海外のスーパーなどでもよく見かけるようになってきています。
海外の日本食レストラン増加
農林水産省の調査結果によると、
海外の日本食レストランは2017年10月時点で11万7568店で、調査開始時の2006年と比べると11年で約5倍に増えました。
出典:農林水産省
海外の展開に大きなビジネスチャンスを見出した大手外食チェーン(例えば大戸屋、スシロー、一風堂、吉野家など)は2000年代からこぞって東南アジアや北米を中心に出店を続け売り上げを伸ばしています。
出店先の国々では現地の文化、習慣(ハラール食材を使ったメニューや現地スタッフの積極的採用、育成など)に合わせた事業展開を行うことで現地の経済にも良い効果をもたらしています。
海外では現地の人が経営する日本料理店も多く存在しています。
日本人からするとなんだこれは!という現地人の視点から考えられたメニューなども存在し、海外旅行に行った際は現地の店で試してみるのも面白いかもしれません。
旅の目的はおいしい日本食を食べる事
日本を観光で訪れる外国人旅行者の数が年々増える中、外国人が日本を訪れる理由も様々です。
訪日外国人の消費動向をまとめたデータを見ていると、滞在中の食事に多くのお金を使っている事が分かります。
和食、日本食の文化がメディアや口コミで世界に広がり、本場で日本食を体験したいという人が増えたと思われます。
外国人観光客を積極誘致で売り上げUP!
都内の大手飲食店では英語、中国語対応の券売機やメニューなどを置いている店が増えてきており、日本語が分からない外国人旅行者でも日本食が気軽に楽しめる環境ができてきています。
しかしながら、小規模な個人飲食店や地方の店などでは外国人旅行者に対応した取り組み(例えばキャッシュレス端末機の導入、英語のメニュー設置など)が遅れているのが現状です。
また、日本語が話せない外国人と英語が理解できない店員間でのコミニュケーションによるトラブルなどもニュースなどで聞かれます。
インバウンド対策に強いコンサルティング会社への相談や、語学に堪能な外国人留学生の積極的な採用などを行っていく事で、外国人旅行者の誘致を強化する事ができ、店の売り上げ増加も期待する事ができます。
まとめ
- メディア、口コミまた健康面からも日本食、和食の人気が世界で高まり続けている。
- 外国人旅行者は、おいしい日本食を食べることを目的の一つとして訪日している。
- 訪日外国人と食を関連させたビジネスも、今後ますますニーズがあるのではないか。