『観光にAI技術の活用』これからの新しい観光の形

こんにちは、みなさんITAです。

 

現在、私たちの生活の中にある、多くのサービスや商品でAI知能が使われています。

特に今はコロナ禍で、多くの人が人と接触する事を避けている中、AIロボットなどが活躍する場面も多く見られます。

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身近なところで言うと、iPhoneの音声アシスタントの『Siri』ですね。話しかけると的確に答えを返してくれます。

今回の記事では、旅行業界でも始まったAIを使ってのサービス、またAIを利用する事でのメリット、デメリット等をご紹介します。

 

AI実証実験が始まる

日本でも、色々な分野で人工知能(AI) の技術を活用したサービス展開が始まっています。

JR西日本は、人工知能(AI) の技術を活用したロボットが電車の乗り換えや観光案内などをする実証実験が大阪駅で始めました。

朝日新聞デジタル 10月2日

まだ、実用化を検討する段階ではありますが、今後、駅や観光案内所など設置場所が広げていく可能性は十分にあります。

Photo by Lukas on Unsplash

 

ホテルなどでの活用方法

今後、ますます増加する訪日外国人に対応するため、ホテル、ゲストハウスなどの宿泊施設の数は増加傾向にあります。

しかし、そうした施設で働く人材の不足という問題も存在しています。

特に、シティホテルのレセプションなどは、少人数で多くのゲストの対応をしなければならず、ゲスト対応が遅れてしまうとクレームにも繋がります。

そうした、ホテル側の負担を減らすために、AIのロボット導入で期待されることは、観光案内や施設の設備案内などのサービスを人間に変わってゲストに提供することです。

小田急センチュリーホテルサザンタワーは2019年1月19日からAIスピーカー、及びこれらを活用したサービスを全ホテル客室(375室)に導入しました。

小田急センチュリーホテルサザンタワー

ホテルでのAIスピーカー導入は「世界初、業界初」の試みで、ホテル側では、「これまで以上に高品質かつホスピタリティあふれるサービスを提供できる」と自身を持っています。

 

AI導入のメリット


  • AI導入の初期投資などはあるが、長期的に見て、会社の人件費が抑えられる。
  • 今後、AIのシステムの向上次第では通訳や情報案内など、人間以上に正確な情報を利用者に提供できる可能性がある。

 

AI導入のデメリット


  • 多くの外国人旅行者は現地の日本人との交流を楽しみにしている面もあり、AI導入によりその機会が減ってします。
  • 人間ではないロボットによるサービスなので、心に残るサービスが提供できない、リピーター客などを増やせるか不安

 

まとめ

  • 近年の、AI技術の発達なので観光の場面でもAIロボットの導入などがこれから増えてくる。
  • 多くの訪日観光客は現地の日本人との交流を楽しみにしている。これからは、人間にしかできない臨機応変な対応や、心のこもった気遣いなどの価値を上げていくことが重要。
  • AIなどテクノロジーとうまく共存する柔軟性が必要になってくる。
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