みなさんこんにちは、ITAです。
現在まだコロナ禍ですが、だんだんと日本の観光業もGO TOキャンペーンなどで活気が戻りつつあります。
アフターコロナの後で提案したいのが、ストレスフリーで観光ができる『手ぶら観光』です。
今回の記事では、ストレスフリーで旅を楽しむ事ができる『手ぶら観光』について書いています。
荷物を預けて手ぶら観光
最近、都市部の街中や駅構内などで荷物預けのクロークや荷物宅配カウンターが増えています。
その背景には、訪日外国人旅行者の増加していることによっての需要が関係していると予測されます。
特に海外から訪れる観光客は、大きなスーツケース、スキーバック、サーフバックなどかさばる荷物を持ちながら移動することが多いです。
そこで、気軽に荷物が預けられたり、宿泊予定先に荷物を送れたりできると大変助かります。
日本では、荷物を預ける際はコインロッカーが主流ですが、外国人にとっては難しかったり、大きい荷物になるとロッカーに入りきれなかったりします。
そこで、対面式の荷物預り所は大きな荷物も預けられ、機械操作もないので便利です。
手ぶら観光事業に大手企業の参入
パナソニック、JTB、ヤマトホールディングスが「ラゲッジ・フリー・トラベル」という新しい観光支援サービスを2018年4月から開始しました。
こちらのサービスでは空港から宿泊予定先のホテル、ホテルから空港など旅行者のニーズに合わせて荷物の配送をしてくれます。
現在コロナの影響で、ラゲッジ・フリー・トラベルはサービスを一時停止しているようですが、コロナが落ち着き次第サービスが再開されるでしょう。
サービス利用手順
こちらでご紹介するサービス利用手順は、ラゲッジ・フリー・トラベル (luggage free travel) を参考にしています。
1. 旅行前、旅行中にオンラインで事前予約して、QRコードを発行
2. 日本の空港や、ホテルに着いたらQRコードを提示、荷物を預ける
3. そのまま手ぶらで観光、その間荷物は空港やホテルへ直送
4. ホテルや空港に着いたらお客様伝票を提示、荷物を受け取る
このサービスの最大のメリットは送り状がいらない事でしょうか、今までは直接記入が原則の送り状は携帯で事前登録、また支払いが可能になります。
外国人旅行者でも、言葉の障壁もなく簡単に利用できます。
重い荷物を持ちながらの移動は、体力を使いますし、盗難の心配などで神経を使うこともあります。
手ぶらで観光できることによって旅行者の心に余裕ができ、買い物や飲食での消費促進にも繋がります。
エクボクロークという、スタートアップのラゲッジサービスも今後需要が拡大すると思うので紹介しておきますね。
まとめ
- これから、訪日外国人増加に伴いますます観光インフラの整備が整っていく。
- 手ぶらで観光ができると、荷物によるストレスも減り消費への促進にもつながる。
- ラゲッジ・フリー・ビジネスと組み合わせた、「レンタサイクル」や「レンタカー」など荷物を預けた後のサービスなどもこれから出てくるであろう。