【自然を観光に取り込む】日本の自然が最高の観光資源

こんにちは、みなさんITAです。

 

日本を訪れる外国人旅行者が年々増えている中、日本の歴史や文化だけではなく、自然の中に身を置いて何かを体験したり、自然の景色をカメラに収めたいという外国人も増えています。

そこで今回の記事では、日本が持っている自然を生かした観光のあり方について書いています。

 

日本の自然が観光資源

これまでの日本の観光産業といえば日本文化(日本食、寺巡り、アニメ等)を売り込むことが主で、自然観光にはそれほど力を入れてきませんでした。

もちろん、これからも文化観光が訪日観光の中心となっていくことは確かですが、自然観光にも大きなポテンシャルを感じます。

観光大国という評価を受ける国は「自然・気候・文化・食」の4つの要素を持っている。そして、日本はそのすべての条件を持ち合わせている。

                                     新・観光立国論     デービット・アトキンソン

上記の様な要素を持つ日本は世界一の観光大国、フランスと肩を並べる観光立国になりうる可能性を秘めていることを意味します。

 

訪日外国人旅行者が日本で期待すること

 1位2位3位
韓国日本食買い物温泉入浴
中国自然・景勝地観光買い物日本食
台湾自然・景勝地観光日本食買い物
香港日本食自然景勝地観光買い物
タイ日本食買い物自然・景勝地観光
シンガポール日本食自然・景勝地観光買い物
マレーシア日本食自然・景勝地観光買い物
イギリス日本食自然・景勝地観光歴史・伝統文化体験
フランス日本食自然・景勝地観光日常生活体験
ドイツ日本食自然・景勝地観光歴史・伝統文化体験
アメリカ日本食自然・景勝地観光歴史・伝統文化体験
オーストラリア日本食スノースポーツ歴史・伝統文化体験

参考資料 観光庁 [2016年訪日外国人の消費動向]

 

 

上記の「訪日外国人が日本で期待すること」の上位に自然・景勝地観光が入っている事でも分かるように、日本を観光で訪れる外国人は自然の中に身を置いて何かを体験したり、自然の景色をカメラに収めたりしたいと思っています。

Photo by Tom Vining on Unsplash

 

自然を生かす観光

自然こそが、日本が今使うべき観光資源です。体験、アクテビティ、リゾートホテル滞在など自然と組み合わせることで、何通りものプランを生み出すことができます。

カヤッキング、沢登り、フィッシング、ハイキングなど日本の歴史や文化などにあまり興味がない若者層にも十分アピールできる魅力ある体験です。

体験型のアクテビティは滞在時間の長いプランを作ることが容易。

プランによっては宿泊や送迎などと組み合わせることで、さらに外国人旅行客の支出額も増やせます。

従来の自然を生かした観光といえばウインタースポーツ。北海道のニセコや長野県の白馬などは、スキーやスノーボードで外国人に大変人気のある場所です。

周辺の宿泊施設や飲食店なども外国人を受け入れる体制が整っています。

しかし、それ以外は特に外国人に人気のある自然を生かした観光が日本には少ないのが状況です。

私たちは自然を訪日観光で生かし切れていない現状があり、今後さらに力を入れていくべきでしょう。

まとめ

  • 日本を訪れる多くの外国人は日本食を食べることの次に、自然・景勝地観光を楽しみにしている。
  • 自然は重要な観光資源、日本は観光大国になるために重要な「自然・気候・文化・食」など4つの要素を持った国。
  • スキーや富士登山など、観光客が集まる自然を生かした観光プランが今後もっと必要。
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