『海外からの修学旅行を積極誘致』新しい修学旅行の流れ

みなさんこんにちは、ITAです。

 

現在コロナの影響で、学校行事でもある修学旅行等の多くがキャンセルされているとニュースで伝えられています。

日本では少子高齢化の影響で、修学旅行の数自体が減っていますが、東南アジアなどの国々ではむしろ人口が増加傾向にあります。

今回の記事では、海外から日本への修学旅行の可能性について書いています。

 

海外への修学旅行

1990年代から、日本の学校では修学旅行先に海外の国を選択する学校が増え始めました。

この背景には LCC (格安航空会社)の台頭で比較的手頃な値段で海外へ行けることが可能になった事が挙げられます。

また、若いうちから自分の子供に海外の文化や習慣に触れてほしいなどの親御さんの気持ちもありますね。

そのような中、今後は海外からの教育修学旅行が増えるのではないかと予想されます。

日本の大手旅行会社、JTBではシンガポールやマレーシアなど東南アジアからの修学旅行を積極的に呼び込む働きかけをしており、インドネシア、タイ、インドなどにも広がっています。

                    (参考資料: 超・インバウンド論 坪井泰博 村山慶輔)

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海外から日本への修学旅行

現在、日本の修学旅行マーケットが縮小している中で、海外から日本へ修学旅行生を呼び込む事は可能でしょうか。

東南アジアなどの国々に日本を訪れる利点をアピールするとすれば、治安が良い、最先端の技術を体験できる、距離的に近いなどですね。

日本は世界有数の安全な国として知られています。外国人が事件に巻き込まれる事も少なく、夜間に出歩いても比較的安全です。

また学生たちには、最新機械を取り入れた農家での農業体験、一流企業の工場見学、職場体験などの経験をしてもらう事で将来に役立つ何かを見つけるきっかけになれば日本への旅行も意味のあることですね。

最後に、東南アジアから日本までの距離は飛行機で平均6時間程度、欧米などに比べると半分程になる為、子供への負担も比較的少なくて済みます。

日本に修学旅行を経験した学生たちが、親や友達に日本での体験や出会いなどを語ることによって「私達も行きたい」という良いサイクルができると今後の訪日観光のさらなる発展に繋がります。

 

まとめ

  • アジアからの教育修学旅行を呼び込むことが、今後の日本の長期的な訪日観光の発展につながる。
  • 今後、教育修学旅行学生や学校のニーズを探りながらピンポイントのツアーの提案などができれば、顧客の満足度アップにも繋がり、リピーターも増える。
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